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部門紹介

セラピスト室

リハビリテーション科

病気やケガによって心身に何らかの障害をもった患者さまに対して、入院や外来通院で失われた機能の回復をうながすとともに、残された能力を最大限に引きだすための治療を行い、患者さまが家庭復帰や社会復帰できるよう援助しています。一人一人の身体状況や生活環境に応じて治療プログラムを作成し、医師、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師・ソーシャルワーカー、介護福祉士などがチームを組みそれぞれの専門的な立場から治療に取り組みます。また、訪問リハビリや通所リハビリを通して、退院後の生活支援も行っていきます。

理学療法部門

理学療法士19名 助手1名

理学療法は、寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩くなどの日常生活を行う上での基本となる動作の改善に主眼を置き、ケガや病気などで身体機能に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを実践します。また、運動・動作の専門性を活かし、装具や福祉用具の適応相談、住宅改修相談も行います。

作業療法部門

作業療法士16名

作業療法では、ケガや病気などにより障害を負った方々に対し、身体機能や高次脳機能の回復に向けた機能訓練、食事や排泄などの身辺(セルフケア)自立を目指した日常生活動作練習、職業復帰、社会参加など、心理面も含めたリハビリテーション治療を行っています。また、障害があっても残された機能を最大限に活用するため、利き手交換練習や自助具の考案・作成など代償的な手段の検討・練習も行い、より充実して生活が送れるように支援しています。

言語聴覚部門

言語聴覚部門 4名

言語聴覚療法では、呂律がまわらない(構音障害)、思ったとおりに話せない(失語症)、むせて食事ができない、うまく食物が飲み込めない(嚥下障害)といった方を対象として、口や喉の運動や話す練習を行い、各機能の維持・向上を図り、社会や日常生活への復帰を支援させていただきます。また、摂食が困難な方、誤嚥性肺炎を繰り返している方に対して、医師、放射線技師、看護師とともに嚥下造影検査(VF)を行います。